不動産に出会ったとき、
正直に言うと、怖かったんです。
- 大きなお金=借金
- 失敗したらどうするのか
- 騙されるんじゃないか
看護師として働いてきた私にとって、
自宅購入はしていたけど、不動産の世界は、あまりにも遠いものでした。
「私には関係ない世界。」
ずっと、そう思っていました。
本当に怖かったのは、「知らないこと」だった
でも、あるとき気づいたんです。
怖いのは、不動産そのものじゃない。
「知らないままでいること」なんじゃないか、と。
夜勤に頼らないと成り立たない収入。
病院という組織に依存した働き方。
もし、今の環境が変わったら、
私はどうなるんだろう。
子どもの行事なのに仕事を優先しないといけないこともあるかもしれない。
親が危篤なのに収入が少ないから休めないかもしれない。
家族との幸せな時間を得られないかもしれない。
考えれば考えるほど、
「何も知らない自分」の方が怖くなりました。
初めて聞いた「税金」の話
不動産の話を聞く中で、
私は初めて“税金の仕組み”に触れました。
- 減価償却
- 経費
- 青色申告と所得の考え方
正直、最初は意味がわからなかった。
「減価償却って、なに?」
「経費って、どこまで?」
「税金って、こんな仕組みだったの?」
看護師として働いてきた私は、
毎月の給料から税金が引かれるのが当たり前だと思っていました。
でも、その話を聞いたとき、
頭の中で何かが崩れた。
「税金って、ただ払うものじゃないし最適化できるんだ。」
看護師として働くことと、お金の世界
看護師の収入は、とてもシンプルだと思います。
- 働いた時間に比例する給料
- 夜勤を増やせば増える収入
- 税金は自動的に引かれる
そこに、選択肢はほとんどありませんでした。
でも、不動産の世界には、
まったく違う考え方がありました。
- 建物は、時間とともに価値が減ると考える(減価償却)
- 修繕費や管理費は、経費になる
- 収入の形によって、税金のかかり方が変わる
「同じお金なのに、扱い方がこんなに違うんだ。」
その事実が、衝撃だった。
それでも、私にできるのか?
不動産の本やブログを読み始めた。
- 利回り
- キャッシュフロー
- 融資
- 耐用年数
どれも、看護の世界にはない言葉だった。
何度も思った。
「やっぱり、私には無理なんじゃないか。」
でも、気づいてしまった
ある日、ふと思った。
「これ、看護と似てない?」
患者さんの状態を、
限られた情報から読み取る。
リスクを予測し、
最悪の事態を想定する。
数字やデータを見て、
判断する。
それは、
毎日、看護師としてやってきたことだった。
看護師だからこそ、できる
看護師の仕事は、
「命のリスク」を扱う仕事です。
- 状態悪化の兆候を見逃さない
- 最悪のシナリオを想定する
- 感情ではなく、根拠で判断する
不動産も、実は似ている。
- 空室リスク
- 修繕リスク
- 金利上昇リスク
- 税金リスク
不動産は怖いものじゃない。
「リスクを見える化するものであり、きちんと学べば怖いものじゃない」と。
そのとき初めて、
私は思いました。
「もしかしたら、私にもできるかもしれない。」
病院の外にも、選択肢がある
看護師の世界では、
「安定」という言葉がよく使われる。
でも、その安定は、
夜勤と引き換えの安定だった。
病院の外には、
知らなかった選択肢があった。
怖かったけど、
同時に、少しだけワクワクしている自分がいました。
次回予告
次回は、
「最初の不動産」に踏み出した日の話を書こうと思う。
怖さの中で、
私が何を基準に決断したのか。
看護師が不動産を始めるときに、
本当に大事だったこと。
夜勤を手放して見つけた、小さな幸せと大きな自由