不動産賃貸業は“他人任せ”にしない。最終判断は自分で

こんにちは、看護師大家たかのです。

看護師という仕事は本当に時間がありません。
日勤・夜勤が交互にあり、休日も体を休めることで精一杯。だからこそ、不動産投資を始めると「管理会社や不動産会社に全て任せよう」と思う気持ちがあると思います。

でも、任せすぎると数十万円、時には数百万円単位の損失になる可能性があります。そのため、しっかり考えて行動することが必要です。しかし、実際では私はそれを逆にとらえて“指値”を通した経験があるので、学ぶことが非常に重要と考えています。
なぜ、不動産について学ぶ必要があるのか、詳しくは「【初心者向け】医療従事者が不動産投資を始める前に知るべき3つの注意点」参照してください。

では今回、任せすぎることで起こることを記事にしていきます。

任せすぎて起きるリスク

よく聞くのは「サブリース契約」で家賃が下がるケースです。
表面上は安定して見えても、実際は利回りが大きく低下することもあります。

それ以外にも、私の知人には「なかなか客付けができないから、築古並みの家賃に下げませんか」と言われた人もいました。
業者にすべて任してしまうと、物件の本来の価値を下げてしまう提案を受ける可能性もあります。

さらに、管理会社に任せきりだと修繕費も想定より高くなることがあります。
私の所有物件では、すずめの巣の除去を依頼したところ、ある管理会社では1万5千円だったのに、別の会社では4万円という見積もりを出されました。
この時

たかの
たかの

「本当にこの差は妥当なのか?」と疑問を持ち、管理会社の変更も検討しました。


私が意識している「任せすぎない工夫」

私も現在はすべての物件で管理会社を利用しています。
ただし、“任せて終わり”にはしません。

たとえば、修繕などの見積もりを出された時は、必ずネットで資材や部品の最安値を調べ、そこに工賃を加えた金額が妥当かを自分なりに判断しています。
また、入居条件や家賃設定も、まずは自分で相場を調べてから管理会社に提案します。
そのうえで、「この価格でいけるか」「修繕は本当に必要か」を話し合い、お互いに納得できるラインをすり合わせるようにしています。

この「確認と対話」を続けるだけで、費用や家賃設定の精度が大きく上がります。


管理会社を任せてよかったこと

もちろん、任せてよかったと思う部分もたくさんあります。
特にトラブル対応は大きいです。
「こないだも〇〇がありましたが、すでに解決しました」と報告を受けるたびに、「お願いしていて良かった」と感じます。

時間のない看護師にとって、こうしたトラブル対応や入居者との連絡を代行してもらえるのは大きなメリットです。
ただし、“丸投げ”ではなく、“最終判断は自分で”という姿勢を忘れないことが大切です。


看護師と不動産オーナーの共通点と違い

医療現場では、看護師はチームの一員として働きます。
最終的な治療方針は医師が決めるため、ある意味で責任から守られている立場でもあります。

しかし、不動産投資では自分が「オーナー=最終決定者」です。
修繕費、家賃、入居条件、すべての判断は自分に返ってきます。
つまり、不動産では**「任せる」ことと「責任を放棄する」ことは別**ということは認識していてもらいたいですね。


まとめ:他人任せではなく、“自分の判断”を持とう

不動産投資は、信頼できるパートナーと一緒に進めるものです。
でも、最終的に責任を取るのはオーナーである自分。
だからこそ、「任せる部分」と「自分で確認する部分」を明確に分けることが大切です。

看護師として患者さんを観察し、最適なケアを考えるように、
オーナーとしても物件を観察し、最善の判断をしていく。

その意識を持つだけで、他人任せの失敗を起こす可能性を低くすることができます。

今回の記事を読んだ方が興味を持ってもらえると嬉しいです。

引き続き、行動していきましょう!

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