不動産投資というと、
「特別な人がやるもの」だと思われがちだと思う。
経営者。
金融のプロ。
不動産会社。
でも、私は不動産をやってみて、
はっきりと確信した。
看護師は、不動産に向いている。
それも、思っている以上に。
■ トラブルは、想定外ではなく「想定内」だった
不動産を始めてから、
もちろんトラブルはあった。
入居者同士の騒音トラブル。
突然の水道管破裂。
正直、楽しい出来事ではない。
でも、不思議とパニックにはならなかった。
看護師の仕事は、
「何も起きない日」の方が少ない。
急変。
クレーム。
想定外の出来事。
その中で私たちは、
いつも同じことを考える。
「いま、何が一番危険か?」
「最悪のケースは何か?」
「どうすれば被害を最小限にできるか?」
不動産のトラブルも、
まったく同じだった。
私は自然に、
感情ではなく、対処法を考えていた。
■ 不動産会社に「NO」と言えるようになった
不動産を始めたばかりの頃、
私は不動産会社の言葉を、
ほぼそのまま信じていた。
「この物件、絶対いいですよ。」
「今買わないと、もう出ません。」
でも、経験を重ねるうちに、
私は変わった。
不動産会社の提案に、
はっきりと「NO」と言えるようになった。
なぜなら、
最悪のケースを、自分で想定できるようになったから。
- 空室が続いたらどうなるか
- 修繕費が重なったらどうなるか
- 金利が上がったらどうなるか
それを自分の頭で考えられるようになると、
「売られている物件」ではなく、
「選ぶ物件」が見えるようになった。
■ 看護師の思考は、不動産でも通用する
看護師は、
常に「最悪のシナリオ」を想定している。
それは、悲観的だからじゃない。
守るべきものがあるからだ。
患者さんの命。
チームの安全。
そして、自分の判断。
不動産も同じだった。
守るべきものは、
家族の生活。
入居者の暮らし。
そして、自分の人生。
だから私は、
感覚ではなく、構造で判断するようになった。
■ 不動産をやって初めて気づいた、看護師の本当の価値
私は、不動産を始めるまで、
自分が持っている能力を、過小評価していた。
コミュニケーション力。
リスク管理。
意思決定。
ストレス耐性。
これらは、
不動産の世界では、立派な「スキル」だった。
看護師は、
ただ忙しい仕事をしている人ではない。
「複雑な現実を、冷静にさばくプロ」だった。
■ 看護師は、不動産に向いていないのではない
向きすぎている
私は思う。
看護師は、不動産に向いていないのではない。
むしろ、向きすぎている。
足りないのは、才能じゃない。
「お金の知識」だけ。
もし、看護師が、
自分の能力を正しく理解できたら。
もし、看護師が、
不動産という選択肢を知ったら。
働き方は、もっと自由になる。
■ これは、不動産の話じゃない
これは、投資の話じゃない。
看護師が、
自分の価値に気づく話だ。
私は、看護師だったから不動産ができた。
そして今も、
その選択を、誇りに思っている。
夜勤を手放して見つけた、小さな幸せと大きな自由