🏠 1年越しでA信用金庫から融資獲得!粘りの交渉で実現した3棟目購入体験談

こんにちは看護師大家のたかのです。

今回は、私が3棟目の融資を引けて3棟目を購入した時の金融機関との話しを書いていきます。

不動産投資を続けていると、「購入したいのに購入できない壁」に直面する投資家は多いのではないでしょうか。
私自身も3棟目の購入では融資審査が思うように進まず、A信用金庫から融資を受けるまでに1年以上かかりました。

今回は、北海道千歳市の物件に対して、居住地とは異なる地域の投資家としてA信用金庫に粘り強くアプローチした実体験をお伝えします。


物件概要

実際に購入した3棟目の物件は以下の通りです。

過去記事にも書いているのでこちらも参照してください。「千歳市の物件の買い付けをいれました」

  • 所在地:北海道千歳市
  • 価格:1,600万円台
  • 構造:1階RC(駐車場)+2・3階木造
  • 間取り:1DK(27㎡)
  • 築年数:32年
  • 表面利回り:14.4%

利回りは高いものの、築古かつRCと木造の混構造という特殊な物件でした。
さらに、私は関西在住であり千歳市外に居住しているため、A信用金庫の担当者も慎重な審査姿勢を取っていましたが融資に至りました。


A信用金庫との初回交渉

最初にA信用金庫へ相談したのは2023年12月
しかし、次の理由から融資は見送りに。

  • 自己資金比率がやや低い
  • 収支計画の安全性に不安がある

当時はまだ「数字を整えれば通る」と考えていましたが、実際には“信用”を築くことが重要だと気づくきっかけになりました。

たかの
たかの

はじめは新築の不動産の購入を検討していたんですよね。だからこのような結果となりました。


1年間の粘り強いアプローチ

2023年12月から2025年2月まで、A信用金庫に10回以上事業計画書を提出。
そのたびに内容をブラッシュアップし、徐々に信頼を積み重ねていきました。

改善したポイントは以下の通りです。

  • 立地分析:駅距離、商業施設、空室リスク要因
  • 都市計画・人口動態:千歳市の将来人口と再開発計画
  • 賃料相場の裏付け:近隣同規模物件との比較データ
  • リスクシナリオ提示:空室率・修繕費を保守的に設定
  • 管理体制の明確化:地元管理会社との契約書・体制図を提出

遠方からの投資というハンデを補うために、「管理体制の強さ」を繰り返し示したことが、担当者の信頼につながったと思います。

実際に2棟目は札幌に物件を所有しているので、非常に興味があるように感じたようです。

たかの
たかの

新築や築古物件など様々な事業計画書を作成して何度も面談を行いました。


融資が通った決め手

融資が正式に承認されたのは2025年2月
担当者から言われた言葉が今も印象に残っています。

「1年かかりましたけど、やっと契約できましたね。」

融資が通った最大の理由は、数字よりも“信頼の積み重ね”
定期的に誠実なコミュニケーションを取り、改善を重ね続けたことが結果に結びつきました。

たかの
たかの

また融資相談に来てもいいですか?

A信用金庫
A信用金庫

ぜひまた、連絡をしてください。お待ちしています!

このようなやり取りもあり、本当に信頼の積み重ねを実感しました。


学びとこれから融資を目指す方へ

今回の経験を通じて学んだのは、

「金融機関は“数字”よりも“人”を見ている」ということ。

特に信用金庫のような地域密着型の金融機関では、

  • 誠実な姿勢
  • 継続的な情報提供
  • 地元とのつながりを意識した取り組み
    が重要です。

遠方物件への融資は確かにハードルが高いですが、正しい資料と誠実なアプローチで突破できます。
一度断られても、諦めずに改善し続けることで、必ず信頼は形になります。


まとめ

今回の経験から得た最大の教訓は、

「融資は信頼の積み重ね。時間をかけるほど信用が育つ」ということ。

数字の裏に“人”がいるという視点を持つことで、金融機関との関係も大きく変わります。
A信用金庫との1年越しの交渉は、まさにその証明でした。


これから不動産賃貸業を目指す方のなにかの役にたてられたらうれしいです。

引き続きよろしくお願いします。

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