― 半分になったのは、税金だった ―
夜勤をして、残業をして、必死に働いていた頃。
給料明細を見るたびに、私は同じ違和感を抱いていた。
「こんなに働いているのに、どうしてこんなに手取りが少ないんだろう。」
でも、その理由を深く考えたことはなかった。
税金は、仕方ないもの。
そう思い込んでいたから。
■ 初めての確定申告で起きた、ありえない変化
不動産を始めて、初めての確定申告をしたとき。
私は、自分の目を疑った。
給与から引かれていたものが、ほぼ半分になっていた。
所得税。
住民税。
その順番で下がり、
手取りが、明らかに増えていた。
「何かの間違いじゃない?」
そう思ったほどでした。
■ 働き方は変えていないのに、結果だけが変わった
不思議だった。
働く時間は変わっていない。
夜勤も、やめたわけじゃない。
なのに、
残るお金だけが増えている。
その理由は、
「不動産」だった。
減価償却。
経費。
不動産所得。
それまで、聞いたことはあっても、
理解しようとしたことのなかった言葉たち。
でも、このとき初めて気づいた。
お金には、ルールがある。
■ 真面目に働くほど、知らないと損をする仕組み
看護師は、真面目な人が多い。
患者さんのために動き、
夜勤も、残業も、当たり前のように引き受ける。
でも、
お金のことは、誰も教えてくれない。
私は思った。
「もっと早く知っていれば、
どれだけ人生が変わっていただろう。」
これは後悔でもあり、
同時に、希望でもあった。
■ 税金は、敵じゃなかった
不動産を始める前、
私は税金を「敵」だと思っていた。
でも今は違う。
税金は、敵ではなく、
ただの「ルール」だった。
知らなかっただけ。
学ばなかっただけ。
それだけの話だった。
■ 看護師が知るべきなのは、医療だけじゃない
患者さんの人生を支える仕事をしているのに、
自分の人生の設計図は、誰も教えてくれない。
だから私は、決めた。
「知らないまま働き続ける人生は、もうやめよう。」
これは、不動産投資の話ではない。
看護師が、
自分の人生を取り戻す話だ。
次回、
「夜勤をやめる決断をした日」。
夜勤を手放して見つけた、小さな幸せと大きな自由