不動産賃貸業の常識を覆す!「自宅から遠い物件」を選ぶ理由

こんにちは、看護師大家のたかのです

今回は、私がなぜ遠方の不動産ばかり購入しているのか、その理由について書いていきます。

不動産賃貸業を始める前は

「職場から近い方がいい」「すぐ行ける距離が安心」——
以前はこう思っていました。

でも、今は違います。
なぜあえて“自宅から遠い物件”を選んで投資しているのか、
その理由を3つの視点からお話しします。


先に結論を書いていくと以下の通りです。

関西では見つからない「高利回り」と「物件の質」

不動産賃貸業に対する考え方

遠方の不動産賃貸業を成功させる「スピードと効率」

この3つについて解説していきます。

■ 理由その1:関西では見つからない「高利回り」と「物件の質」

関西エリアで物件を探していた頃、築古でも利回りがせいぜい9%台。
しかも、価格の割に状態が良くないものが多く、「これだ!」と思える物件になかなか出会えませんでした。

一方、視野を地方に広げてみると——
利回りも二桁台が狙え、建物の状態も比較的良い物件が多い。
同じ価格帯でも、**「質」と「収益性」**の両立が可能だったんです。

【3つの物件で実践】私の「金融機関攻略法」

私はこれまで3つの物件で、金融機関を使い分けてきました。

  • 1棟目(個人・築浅):ノンバンクを利用。スピード重視で融資額を確保。
  • 2棟目(個人・築古):地銀での融資を実現。
  • 3棟目(法人・築古):信金での融資に成功。
              会社員属性を使いにくくなった後でも、法人としての「事業性」をアピール。

地方銀行や信用金庫は、物件エリアによって融資姿勢がまったく違うことも学びました。
だからこそ、「地元にこだわらず、全国の金融機関を探す」ことが大切だと実感しています。


■ 理由その2:私の不動産賃貸業に対する考え方

「物理的な距離」と「精神的な余裕」をつくる

遠方投資の最大の魅力は、「すぐに行けない」こと。
一見デメリットのように思えますが、実はここがポイントなんです。


ユニークな理由①:「すぐに駆け付けられない」からこそ、心が楽になる

近くの物件だと、少しのトラブルでも自分で解決しようとしてしまいます。
でも、それは時間も体力も削られる。会社員の方や私のような夜勤をしている看護師の体にはとても無理な話です。

遠方の物件は、「自分ではどうにもできない」
だからこそ、**「プロ(管理会社)に任せるしかない環境」**を自然と作ることができました。
これが、忙しい看護師でも不動産賃貸業を続けられる秘訣です。


ユニークな理由②:「行きたい場所=投資エリア」

私は「旅行したい」と思える街を投資先に選ぶようにしています。
たとえば札幌や千歳なら、美味しいグルメや観光も楽しめる。

たかの
たかの

ちょうど札幌雪祭りの時にいけたので物件調査が非常に楽しかったです。

現地調査や管理会社との打ち合わせも、「出張」ではなく**「リフレッシュの時間」**として捉えられるんです。

投資を“苦労”ではなく“楽しみ”に変えること。
これが私の投資の根っこにあります。


■ 理由その3:遠方の不動産賃貸業を成功させる「スピードと効率」

現地訪問は1回でOK!

夜勤もある看護師にとって、何度も現地へ行くのは現実的ではありません。

私の場合、現地調査は1回だけ
その1回のために、事前の準備を徹底しました。

  • 資料請求を細かく行い、現地写真も要求
  • Google MAPから周辺環境の調査
  • 賃貸需要のあるエリアなのか客付け会社への電話など
  • 修繕箇所の洗い出し

そのおかげで、札幌・千歳の築古物件でも1回の訪問で購入を決定できました。
これは、しっかり学んだからこそ。

また、法人名義で購入した際は、会社員属性を使えない分、
**「計画性と効率性」**を重視して、無駄のない動きを意識しました。


まとめ:距離を置くことで見える「自由な投資」

「近い物件=安心」とは限りません。
むしろ、遠く離れた物件だからこそ、
プロに任せ、自分の時間と心の余裕を守ることができます。

たかの
たかの

もちろん、経費を削減することは重要です。近隣ならこれがやりやすくなります。

しかし、看護師として働きながら投資を続けるためには、
“距離”を味方にする発想も私は重要だと感じています。

今回の記事を読んだ方の参考になれば嬉しいです。

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