1. はじめに:住宅ローンで「資金を作る」という発想
「住宅ローン」と聞くと、多くの人は「一生の買い物」「返済して終わり」と考えるかもしれません。
でも実は、住宅ローンをうまく活用することで“資金を作る”ことができるのをご存じですか?
この方法は「ヤドカリ戦略」と呼ばれ、自宅を購入して資産価値を高め、次の住まいへのステップに活かすという考え方です。
私自身もこの方法を知ることで、自宅を通して資産を作るという考え方を学びました。
今回はヤドカリについて具体的な考え方を解説します。
2. “ヤドカリ戦略”とは?
ヤドカリのように「住み替えながら資産を増やす」ことが、この手法の由来です。
具体的には、住宅ローンを利用して資産価値の高い物件を購入し、自分が実際に住む。
そして、将来的に売却や賃貸化を通して資金を作るという流れです。
たとえば私の場合、住宅ローンを利用して購入した物件を、
将来的に貸し出せるよう間取りや仕様を工夫しました。
自分の暮らしを快適にしながら、資産としての強さも兼ね備えることができる点が魅力です。
3. なぜ住宅ローンを使うのが有利なのか
住宅ローンの最大のメリットは、金利の低さです。
一般的に、投資用ローンは2〜4%ほどの金利がかかりますが、住宅ローンなら0.8〜1.5%程度に抑えられます。

ちなみに私が購入した時は35年ローン、金利0.65%で借入しました。
また、借入期間も35年など長期で組めるため、月々の返済負担を小さくしながら、資産形成を進められます。
さらに、「自宅としての利用」を前提にしているため、金融機関の審査が通りやすいという利点もあります。
ただし、住宅ローンを使う以上、居住実態が求められる点には注意が必要です。
購入後すぐに賃貸に出すような使い方は契約違反になる可能性があるため、将来的な賃貸化は「一定期間居住してから」さらに金融機関に報告することが大切です。

なぜ、賃貸に出すことになったのかお伝えすることが重要で信頼関係構築にも必要ですね。
4. ヤドカリ戦略の進め方
では、実際にどうやって進めていくのか。
流れをベースに紹介します。
ステップ①:立地選び
まず最も重視したのは「立地」です。
通勤・子育ての利便性はもちろん、将来的に貸し出すことを考え、ファミリー向けに人気な立地を選びました。
(内部リンク:【看護師大家のたかの】立地の重要性|「良い立地」って実際どういうこと?)
ステップ②:資産価値を見極める
築浅で、駅から徒歩5分以内、そして周辺の再開発が進んでいる地域を中心に検討。
将来的に価値が落ちにくい物件を選ぶことで、売却時にも有利になります。
あとは市町村の地域経済の方策について確認しても良いかと思います。
( 内部リンク:土地の価値ってなに?絶対知っておきたい土地価格について)
ステップ③:居住しながら資産管理
実際に住んでみると、、、、

子供がいろいろ壊したりとかよくあるので修繕にどのぐらいかかるのか相場が分かるようになります。
これは将来的にオーナーとして賃貸運営をする際にも大きな経験になります。
ステップ④:次のステップへ
住宅ローンの返済が進み、売却査定額が購入時より高いことを確認。
その差額を「次の物件取得資金」として活用しました。
(内部リンク:不動産投資のキャッシュフローとは?夜勤ゼロナース、不動産オーナーになった私がやさしく解説)
5. 実際に自宅で行った体験談
私が自宅を購入したのは、当時は“資産形成”を意識していたわけではありませんでした。
ただ、**「この環境に住みたい」**という気持ちが強く、暮らしやすさを重視して選びました。
結果として、そのエリアは資産価値の下がりにくい地域で、今では1,000万円以上の売却益が見込めるほどに価値が上がっています。
つまり、「好きな場所に住む」という選択が、結果的に“資産を作る行動”になっていたわけです。
この経験から感じたのは、**「資産価値が落ちない立地」**を意識することの大切さ。
当時は将来の売却を考えていませんでしたが、結果的にヤドカリ戦略の理想的な形になっていました。
これから住宅を購入する方も、「住み心地」だけでなく「将来の価値」を一度調べておくだけで、人生単位の安心感が変わってくると思います。
6. メリット・デメリットまとめ
メリット
- 金利が低い
- 長期ローンで月々の支出を抑えられる
- 自宅を持ちながら資産形成できる
- 住まいの自由度を持てる
デメリット
- 賃貸化タイミングには制限あり
- 不動産市況の変動リスク
- 売却時の手数料や税金負担
7. 資産形成に役立つ不動産仲介サービス
私が実際に査定や相談を行った際に利用したのがこちらです👇
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物件の資産価値や将来的なリセールを丁寧に教えてもらえたので、安心して進められました。
また、電話1本で訪問無しにざっくりとした概算も頂けるので非常にメリットかと思います。
8. まとめ:ヤドカリで“お金が減らない家の買い方”を
住宅ローンは「借金」ではなく、「レバレッジ(資金を作る力)」にもなります。
生活の拠点を持ちながら、次の資産を育てていく。
これが、ヤドカリ戦略の一番の魅力です。
これから家を買う方も、「どうせ住むなら資産になる家を」という意識で選ぶと、将来の選択肢が大きく広がります。
でひ、検討してもらいたいと思います!
夜勤を手放して見つけた、小さな幸せと大きな自由 