医療従事者が不動産投資で失敗する理由3選

こんにちは。

看護師大家のたかのです。

不動産投資に興味はあるけれど、「難しそう」「何から勉強すればいいのか分からない」と感じている医療従事者の方も多いのではないでしょうか。

私も、病院には不動産会社から営業の連絡が来ることがあると感じています。

しかも、「今だけ特別です」「あなたに合った物件です」といった話をされることもありますよね。

今回は、医療従事者が不動産投資で失敗しやすい理由を、私なりに3つにまとめてみました。

参考にしてみてください。

先に結論

医療従事者が不動産投資で失敗しやすい理由は、次の3つです。

  1. 不動産投資について勉強していない
  2. 他人任せで投資をしている
  3. 「節税」という言葉に引っ張られている

不動産投資は、資格や収入があるから成功するものではありません。

自分で学び、自分で考え、悪い条件でも成り立つかを確認することが大切だと私は考えています。

1.不動産投資についての勉強不足

まず、勉強不足です。

不動産投資を考えている方に、「不動産について勉強していますか?」と聞くと、「あまり勉強していません」と答える方もいるのではないでしょうか。

もし、ほとんど勉強していないのであれば、私は今すぐ購入するのは待ったほうがよいと思います。

不動産投資は、物件を買って家賃を受け取るだけではありません。

物件価格、家賃、空室、修繕、管理費、税金、保険、融資返済など、いろいろなことを確認する必要があります。

たとえば、広告に「表面利回り10%」と書かれていたとします。

表面利回りは、一般的には次の計算で求めます。

年間家賃収入 ÷ 物件価格 × 100

ただし、この数字には、修繕費や税金、保険、管理費、空室期間、募集費用、融資返済などが含まれていません。

つまり、表面利回り10%だからといって、毎年10%の利益が残るわけではありません。

ここを理解しないまま購入すると、思っていたよりお金が残らない可能性があります。

医療従事者の方は、国家資格を取得するために、何年も勉強してきたはずです。

病気や薬、検査データについて学んできたように、不動産投資を行うのであれば、不動産投資について学ぶ必要があります。

私も、最初からすべて分かっていたわけではありません。

だからこそ、分からないことを分からないままにしないことが大切だと思っています。

2.他人任せの投資をしている

2つ目は、他人任せで投資をしてしまうことです。

不動産会社の営業担当者から、次のように言われたらどうでしょうか。

「この物件はすごく価値があります」

「今なら、あなただからこの価格で紹介できます」

「医療従事者の方には、ぴったりの投資です」

こう言われると、自分が特別扱いされているように感じるかもしれません。

文章で読むと、「そんな話に引っかからない」と思う方もいるでしょう。

しかし、実際にその場で説明を受けると、勢いで判断してしまうことがあります。

営業担当者が悪いという話ではありません。

ただし、営業担当者は物件を紹介する立場です。

購入後に空室が発生したり、修繕費がかかったり、家賃が下がったりしたときに、その影響を受けるのは購入者です。

だからこそ、営業担当者の話を聞くだけでなく、自分でも確認しなければいけません。

最低限、次の点は確認したいところです。

  • 周辺の募集家賃はいくらか
  • 実際の成約家賃はいくらか
  • 現在の家賃はいくらか
  • 家賃は将来も維持できそうか
  • 空室になった場合、何か月耐えられるか
  • 修繕費をどの程度見込んでいるか
  • 融資返済後にいくら残るか
  • 営業担当者以外の意見も確認したか

1社の説明だけで、地域全体の賃貸需要を判断することはできません。

可能であれば、複数の不動産会社や管理会社に話を聞き、意見を比較したほうがよいでしょう。

3.節税という甘い罠にはまっている

3つ目は、節税だけに目を向けてしまうことです。

不動産投資は、状況によっては節税につながる場合があります。

ただし、節税できることと、お金が増えることは同じではありません。

節税効果があったとしても、毎月の収支が赤字であれば、手元のお金は少なくなっていきます。

元記事では、節税目的の投資の例としてワンルーム投資が挙げられています。

ただし、ワンルーム投資がすべて悪いという意味ではありません。

物件価格、家賃、管理費、修繕積立金、融資条件、税金などによって結果は変わります。

大切なのは、「自分は何のために不動産投資をするのか」を明確にすることです。

たとえば、目的には次のようなものがあります。

投資の目的確認したいこと
節税税金がいくら変わるのか
資産拡大将来、資産として残る可能性があるか
キャッシュの最大化経費や返済後にいくら残るのか
老後資金長期間、安定して運営できるか

節税が目的なのか、資産を増やしたいのか、毎月のキャッシュを残したいのか。

目的によって、選ぶべき物件や考え方は変わってきます。

私は、目的が曖昧なまま「節税になるから」という理由だけで始めるのは、少し危険だと考えています。

医療従事者が購入前に確認したいこと

不動産投資を検討する前に、次の質問に答えてみてください。

  • なぜ不動産投資をしたいのか
  • 節税以外に、どのような目的があるのか
  • 家賃収入は募集額、成約額、現在額、想定額のどれか
  • 表面利回りではなく、経費や返済後にいくら残るのか
  • 空室や家賃下落が起きても運営できるのか
  • 大きな修繕が発生した場合、資金を用意できるのか
  • 自分で納得して判断できるだけの知識があるのか
  • 税務や融資について、専門家に確認したか

法律や税務、融資については、個別の条件によって判断が変わります。

必要であれば、税理士や金融機関などの専門家にも確認してください。

まとめ

今回は、医療従事者が不動産投資で失敗しやすい理由を3つ紹介しました。

  • 不動産投資の勉強不足
  • 他人任せの投資
  • 節税目的への偏り

不動産投資は、営業担当者に勧められたから始めるものではありません。

まずは自分で学び、複数の意見を聞き、悪い条件でも成り立つかを考えることが大切です。

「節税になる」「医療従事者だから融資を受けやすい」といった一部分だけを見て判断するのではなく、投資全体を確認しましょう。

私も、これからも学びながら行動していきたいと思います。

不動産投資に興味がある方は、焦って購入するのではなく、まずは自分の目的と収支を整理するところから始めてみてください。

今回もありがとうございました。

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